今回は、新宿西ガード近く、王命街道沿いの街路樹に植栽しました。眠らない街新宿へ、少しでも癒やしを(笑) その様子をご紹介します。

街路樹を代表する樹木たち。ケヤキ・ハナミズキ・イチョウ

街路樹といえば、”ケヤキ”や”ハナミズキ”、”イチョウ”が一般的です。

ケヤキは、春には若葉が美しく、夏には葉が太陽の光をさえぎり、秋には紅葉、冬には落葉して日当たりを良くしてくれるという特徴から、神社仏閣や公園、街路樹などに多く使われます。

ハナミズキは、寒い冬があけ、春を知らせる花がひとしきり咲き終わった後花開きます。ピンクや白の大きな花びらは、夏のワクワクを一足早く伝えてくれる気がします。住宅街の街路樹でもよく見かけますが、桜とはまた違う華やかさがありますよね。

桜の数は多いのですが、実は管理が大変。管理体制がしっかりしているところで、利用されますが、そういうところは、○○桜並木など人気も高く、キレイですもんね。

”イチョウ(銀杏)”は、日本が一番多い街路樹だとおもいます。中国原産で生きた化石と呼ばれるこの樹は、二億年とも4億年ともいわれる前に栄えた生き残りのだそうです。種子は食用の銀杏(ギンナン)。ちょっと臭いですが天ぷらにするとおいしいですよね。イチョウ並木も圧巻ですが、落ち葉がものすごく落ちますので、こちらも、桜同様、管理が大変な樹木です。

これらは、高木のため、今回は低木のサツキを植栽しました。

新宿街路樹に植えたサツキ

 

今回新宿の街路樹には、低木の”サツキ”を植えました。

サツキは、ツツジなどと合わせ、街路樹の低木の定番です。ツツジと思っていたらサツキだったという方もいると思いますが、上弁に濃い斑点があるのがサツキです。といいつつ、サツキもツツジも種類がたくさんあるので、詳しくはまたゆっくりと。これらの樹は、管理がしやすく、緑の期間も長いですから、街路樹をはじめ、学校や施設にもおススメです。

今回は新宿ということで、昼間は作業できませんでした。大都会で植栽で通行止めはできませんからね(笑)。道を片側通行に規制。土をもり植栽。3人で1日作業でした。

まとめ

夜なので昼間に比べて涼しいとおもいきや、めっちゃ暑かったです、さすが大都会ですね(笑)。写真をみていただくとわかると思いますが、低木でも樹木があるのとないのとでは雲泥の差。これほど緑は人の心を落ち着かせてくれるんだなと、しみじみ。都会に癒やしを、キレイな花を咲かせてくれると思います。