今回は、上尾市の駐車場での施工例をご紹介します。駐車場の新設に伴い、芝張り工事をしてきました。

上尾市芝張り駐車場工事施工例

芝の駐車場ですが、通常の芝を張るだけですと、すぐに芝がダメになってしまいます。そこで、芝を張る前に基盤材を敷いて、その中に芝をはめ込んでいきます。その基盤材のおかげで、芝が車に踏み潰されにくくなり、芝が痛みずらくなります。

基盤材敷設とリサイクル資材土壌(ソイル)と自動潅水システム設置工事の流れ

1.作業前

まずは、工事前の写真です。施工場所が整備されています。

2.浸水(かんすい)シートと潅水ホースと敷き砂

白いシートは、浸水シートです。まず一面に浸水シートを敷き、その上に潅水ホースを設置。さらにその上に、敷き砂を入れます。

こちらの潅水ホースは、自動潅水システムです。潅水時刻や潅水量を季節ごとに設定でき、自動で水が注入されるという優れもの。

潅水チューブは、表にでないので、駐車車両の有無に関係なく潅水が可能です。また、レインセンサー機能がついており、降雨時には、潅水が自動で停止します。AIやIoTの目まぐるしい進化に、驚くばかりです。

3.保水シート敷設

次に、敷き砂の上に保水シートを敷設します。

4.基盤材敷設とリサイクル資材を配合した土(ソイル)を入れ

先ほどの保水シートに上に、車が乗っても大丈夫な基盤材を敷設、さらに、リサイクル資材を配合した土(ソイル)を入れていきます。

この基盤材ですが、アスファルトやコンクリートなど既存の舗装上に設置施工することが可能です。基盤材は、強固な基盤材となっていて、乗用車の強度に対応しています。取り外しが可能で、原材料は再生ポリプロピレンを使用しており、環境に優しいリサイクル品です。

この工事は、既存の舗装を撤去しないですむので、工事費を低減し、産業廃棄物を発生しないというエコな工事です。自動潅水チューブを取り付けることにより、潅水の自動化も図れます。

そして、オリジナル配合の土壌(ソイル)について。こちらは、当社が配合したオリジナルの土壌(EGPソイル)で、芝枯れの大きな要因である土壌の固結を防ぎ、通気と浸透性を確保します。EGPソイルは、リサイクル資材であるスーパーソルRを配合したエコ商品なので、地球にやさしい仕上がりです。

5.芝張り工事と車止め設置

最後に、芝を張り、車止めをつけて完成です。

広さは、約725㎡。施工日数は、4名で10日間と大掛かりな工事になりました。

環境に配慮したエコ工事

いかがでしたでしょうか。ただのコンクリートだけとか、砂利だけとは違い、仕上がりも美しければ、環境に配慮した工事になっています。弊社は、創業80年という実績を積み重ねながら、温故知新の精神で邁進しております。

今後も、地球にやさしい環境づくりを学びながら、施工に生かしていきたいと思います。