みなさま、こんにちは。庭と向き合い80年、埼玉県川口市の植木屋「徳寿園(とくじゅえん)」です。
今回は、大田区で行った植栽工事をご紹介しします。
大田区の新築ビルの植栽工事
![](https://tokuzyuen.jp/wp-content/uploads/2023/09/8CBA254D9C45C02D65B5ABA1CE3BD3394CB15B5B-rotated.jpeg)
今回は、大きな樹木を、短時間に手際よく植栽することが求められました。
![](https://tokuzyuen.jp/wp-content/uploads/2023/09/25ADA7653C42EB497029D0C35AE10E2B6C45E31D-rotated.jpeg)
樹木は、1.5メートルから3メートル。一番大きなもので7メートルの巨大シラカシを植栽しました。
![](https://tokuzyuen.jp/wp-content/uploads/2023/09/4BC89B0220984117B3F45B8AD344E60D76B64B9F-rotated.jpeg)
場所が、大田区という都心部のため、建物の目の前に長時間搬入トラックを停めておくことができませんでした。
![](https://tokuzyuen.jp/wp-content/uploads/2023/09/3695A58829BAA9CE96BD4C6A68C6688D19AF6302-rotated.jpeg)
そのため、現場の植栽エリアに植える穴を掘削して準備をきっちりしてトラックを待機。トラックが入ったら、高所作業車で植木を段取り良くおろし、最短時間でトラックを移動させました。
重機での作業は時間との戦いでしたので、なかなかの熟練技が必要でした。
いつものチームワークで乗り越えて、2日間の作業でした。
大田区の新築ビルの植栽工事(水ぎめ)
![](https://tokuzyuen.jp/wp-content/uploads/2023/09/C840A154E16A60E3CDA77CEFF5F46D939E8A743E-rotated.jpeg)
今回の植栽工事の施工法は、「水ぎめ」という植え方を行いました。この施工法は、プロのみならず、一般の方のお庭造りにも最適でおススメです。
ぜひ、最後までお読みいただければと思います。
植栽工事(水ぎめ)の方法
1,まずは、植える場所を手彫りで穴掘りします。
2,次に、植木を入れます
3,2/3くらい土を入れます。
4,大量の水を入れ、土をドロドロにします。この状態で苗木をゆすり、植え穴全体に水をいきわたらせます。
5,水が引いてきたら土をかけ、固めます。
通常の施工方法は、植木を入れてから、土を盛り、水をかけるというやり方です。これですと、土と根っこの間に空間ができてしまうことがあります。
水ぎめ施工法では、ドロドロの土が根っこに絡みますので、土と根っこの間に空間ができず、土が密着します。
これにより、木々はしっかり成長し、根腐れなどの防止にもなるんですね。
多様な樹木
![](https://tokuzyuen.jp/wp-content/uploads/2023/09/28F13CB13E1354C9596403C6A9772CDB3CB0139A-rotated.jpeg)
![](https://tokuzyuen.jp/wp-content/uploads/2023/09/78218A1603051B3260D811C82122A4235DEEB586-rotated.jpeg)
![](https://tokuzyuen.jp/wp-content/uploads/2023/09/AEAD7463495E8DFE9050E2D437D7A362A2C3ADA1-rotated.jpeg)
![](https://tokuzyuen.jp/wp-content/uploads/2023/09/FFF98042F6189BC017D83122B33E672307BF173E-rotated.jpeg)
大田区の新築マンションを囲うように、さまざまな樹木を植栽しました。大きなが樹木を短時間に植える必要があるところがポイントでしたが、安全に上手に植栽できて良かったです。
このマンションだけでも、四季折々の自然の移ろいを感じていただければうれしいです。
以上今回は、大田区の新築ビルの植栽工事と水ぎめ施工法について紹介しました。
公共施設や新築マンションなどの施工例をご紹介しておりますが、一般住宅も承っております。樹木に関するどんなこともお任せください。まずは、お気軽にお問い合わせください。