みなさま、こんにちは。庭と向き合い80年、埼玉県川口市の植木屋「徳寿園(とくじゅえん)」です。
今回は、定期剪定のお客様の施工例を紹介します。
昨年もこのブログで掲載したので、今年も公開。今年は、昨年と違い10月ではなく8月に行いました。前回の様子は、こちらです。
川口市剪定前現場確認
お客様より、「今年は、植木の伸びがものすごく、ご近所などの迷惑になったり、通路の邪魔になったりしてきた」との連絡をいただきました。昨年より2か月早い8月のことでした。
そこで昨年、作業を担当したスタッフが、現場を見に行きました。
「確かに、これは剪定が必要かも・・・」という成長の仕方をいていたために、剪定に適している時期ではありませんが、作業することになりました。
真夏の剪定作業は避けたい
樹木の剪定には、適切な時期があります。時期は樹木によって異なりますが、この現場でしたら秋が適切です。
なぜかというと、秋には成長が止まるからです。反対に、この真夏の時期に剪定を行うと、樹木が伸びようと栄養を剪定した部分に集中してしまいます。
人間もケガや病気をするとそちらへエネルギーがとられてしまうように、樹木も全体に栄養分が回らなくなってしまうんですね。するとどうなるかというと、病気になることもあれば、最悪は枯れてしまいます。
夏の剪定は、それだけ厳しく難しいのです。
今回は、枯らすわけには絶対にいかないので、あまり短く切りすぎず、栄養が偏らないように慎重に剪定をしました。これがミッションです。
反対に10月くらいに剪定すると、樹木の伸びるピークが過ぎているので、あまり伸びようとせず、そこに栄養が多くいくことがないのです。今回は、いろんな理由で仕方ないという感じでした。
ただし、作業にあたったスタッフが昨年と同じスタッフでしたので、滞りなく完了しました。お客様自身が、低い部分を剪定していたようで、高い部分中心の作業でした。
剪定施工例
作業前
作業後
作業前
作業後
作業前
作業後
作業前
作業後
真夏の剪定のアドバイス
ご自身で、お庭の樹木の剪定をすることもあるかと思います。
樹木が伸びようとしている、夏の時期の剪定作業には十分注意してください。生い茂っているからと、伐採りカットすると、枯れてしまう可能性があります。
可能なら、夏の時期はちょっとだけにしていただき、秋に剪定作業を行うことをお勧めします。もちろん、雑草は真夏でも問題ございません
以上今回は、川口市の定期剪定のお客様の施工例をご紹介しました。樹木1本、草むしりなど、些細なことでもお気軽にお問い合わせください♪