こんにちは、川口市の造園屋です。今回は大規模商業施設のデッキと階段の植栽工事についてお届けします。この工事は規模が大きいため、2回に分けて詳しくご紹介します。

前半戦

今回も、様々な工事の最後の仕上げとして、土入れから植栽工事までを手掛けました。今回はデッキと階段の植栽で、屋上緑化と同様の工事方法を採用しました。

工事の流れ

  1. 防根透水シートの設置
    最初に行うのは防根透水シートの張り作業です。このシートは、主に屋上緑化工事や庭園、プランターなどで使用される特殊なシートです。
  • 防根性: 植物の根がシートを貫通しないように設計されています。これにより、根が構造物を損傷するのを防ぎます。
  • 透水性: 水は通すが、土壌やその他の異物は通さないため、排水がスムーズに行えます。
  • 耐久性: 紫外線や酸化に対して耐性があり、長期間使用することができます。
  • 柔軟性: 柔軟な素材でできているため、取り扱いが容易で、様々な形状に対応できます。
  • 屋上緑化: 屋上の緑化エリアで使用することで、建物の構造を保護しながら植物を育てることができます。
  • 庭園: 庭園内で根が不要な場所に侵入するのを防ぎ、景観を維持します。
  • プランター: プランター内で使用することで、排水性を確保しながら植物の根を適切に制御します。
  • 防草対策: 根の侵入を防ぐために敷地の周辺や花壇などに使用されることもあります。 防根透水シートは、植物の根によるダメージを防ぎながら適切な水管理を可能にするため、多くの緑化プロジェクトや園芸において重要な役割を果たします。

2.土入れの工程
ラフタークレーンで土を持ち上げ、作業場所に搬入します。大きな袋に土を入れ、人力で小袋に分けて搬入しました。

    使用した主な植木たち

    ■レイランディ(Leyland Cypress)
    特徴: 速い成長速度、高い耐寒性と耐熱性。
    用途: 生け垣や風よけ、プライバシースクリーンとして使用される。
    その他: 鋭い針葉が特徴で、剪定によって形を整えることができます。

    ■シャリンバイ(Indian Hawthorn)
    特徴: 常緑低木、白やピンクの小さな花を咲かせる。
    用途: 庭園や公園の装飾用、低い生け垣として利用。
    その他: 耐暑性と耐寒性に優れ、手入れが簡単。

    ■ローズマリー(Rosemary)
    特徴: 常緑低木、芳香があり、紫色の花を咲かせる。
    用途: 料理の香辛料、観賞用、ハーブガーデン。
    その他: 日当たりの良い場所を好み、乾燥にも強い。

    ■ヤブラン(Lilyturf)
    特徴: 常緑多年草、紫や白の花穂を持つ。
    用途: グラウンドカバー、縁取り、アクセント植物として利用。
    その他: 耐陰性があり、乾燥にも強い。

    ■アオキ(Japanese Aucuba)
    特徴: 常緑低木、光沢のある緑色の葉と赤い実をつける。
    用途: 庭のシェードガーデン、インドアプラント。
    その他: 耐陰性が高く、湿った場所を好む。

    これらの植木は、それぞれの特徴や用途に応じて庭園や緑化プロジェクトで幅広く利用されています。

    次回は後半戦の作業内容と仕上がりの様子についてお伝えします。お楽しみに!