草加市小学校にて伐採作業をしてきました。

伐採工事と剪定工事の違い伐採工事とは、「バッサリ切って採る」です。「伐(バツ)」には、”切る”の意味があります。(コトバンク参照)環境保護のために、増えすぎてしまった樹木を切って割りばしなどの材料となる「間伐材(かんばつざい)」なども、この伐採工事により作られたものです。主に林業で使われる言葉です。

一方剪定とは、「切ったりすいたりして、整えること」です。「剪(セン)」は、”切りそろえる”の意味があります。それに”定”がつきますので、”切りっぱなしでおしまい!”ではなく、整えるところまでを剪定といいます。

学校や講演、街路樹や遊歩道など、樹木の種類や植え方、環境により、伐採したり剪定したりします。剪定については、もう少し詳しく話していきますね。

剪定とは

そもそも、なぜ剪定をするのか?という話から。

・虫や病気から守る、早期発見と対策
・成長しやすいように
・太陽の光や風を通しやすいように

一見、何にもしないで、伸ばしっぱなしのほうがいいのでは?と思われるかもしれませんが、人が住むところと森林とでは違うのですよね。森林では、人の手が入らない分、動植物がいて、自然に循環しています。

人間社会では、コンクリートの上に土を盛り、疑似的に自然を再現しているので、樹木だけの力では、循環しきれません。その部分を補助します。

昔は、アパートや戸建て、剪定の時期が重なるため、集中して忙しくなったものですが、今では多種多様な植物のおかげで、変わってきました。

また、昔ほど無頓着なのか、お金をかけられなくなったのか、かけたくないのか?剪定より伐採する企業やオーナーも少なくありません。さびしいと感じながらも、時代の流れとマッチングするよう、樹木と地球と付き合っていきたいと思います。

夏と冬では選定する樹木や方法が違いますし、桜1本とっても、種類により気を付けなければいけない注意点がたくさんあります。「剪定」はとても奥が深いのですが、花の咲き方も変わってきますので、それがまた、楽しみの一つでもあります。

まとめ

作業員全員で集合写真をパチリ!どんなお仕事でも、終わるとホッとします。高木伐採は、危険もありますので、声を掛け合いチームワークが大切です。ベテランと新人の微妙なバランスが必要だと思っており、つねに、切磋琢磨して向上を目指しています。

学校では、年に数回、定期的に伐採作業を施工、樹木の健康管理を担当しています。気になることなどございましたら、些細なことでも構いませんので、どうぞお気軽にご連絡くださいませ。