今回は、新築の老人ホームに関する工事のレポートです。
長引いた梅雨空、翻弄された工事現場
今年の梅雨はとっても長かったですね~。おかげで当社のスケジュールも崩れまくりました。
exciteニュースが”2019年は、エルニーニョ現象の影響で長い梅雨になりそうだ”という発表をしたのは5月のこと。予想通り、長梅雨になりました。
「異例づくしの今年の梅雨」と言われるほどで、結局梅雨が明けたのは、昨年より1カ月も遅い7月29日でした。6月7日の梅雨入りから、2カ月弱の長い期間となりました。
植栽工事
工事の内容は、土入れ→整地→植栽→整える→チェック→掃除という流れで、平均3-5人で6日間の工事でした。
今回は、一階建物周りという目立つ場所への植栽でしたので、一番重視したのは「見映え」でした。ライティングも含めて映えるよう、美しい仕上がりにこだわりました。
新築工事の場合、植木屋は一番最後に施工します。建物がすべて完了してから植木屋なので、スケジュールが狂うことも多々あります。
長梅雨の影響は、植木屋はもちろんですが、その前の建築現場全体に影響しました。雨でいろんな作業が遅れたことで、弊社の予定も大幅に変更しました。
「植木屋さんは待ちの間、何をしているの?」と他の作業の方から聞かれましたが、メイン部分ができなければやはり「やれる準備をする」と言う感じです。段取りと準備が90%ではないですが、準備が大切ですからね。
植木の種類
- ケヤキ
- 枝垂桜
- ジューンペリー
- サルスベリ
- ソヨゴ
- ヤマボウシ
- イロハモミジ
- カツラ株立
- エゴノキ
- ナンジャモンジャ
- コハウチワカカエデ
- 常緑ヤマボウシ
- キンモクセイ
- シマトネリコ
- ヒイラギモクセイ
- ウンシュウミカン
- ジンチョウゲ
- ブルーベリー
- キンカン
- ツツジ
- マホニアコンフューザ
- アジサイ
- アベリアホームレイジ
- ブルーオアシフィック
- タマリュウマット
工事を終えてチームワークの大切を実感しました
余裕を持った工事スケジュールを計画していましたが、長梅雨の影響は想像以上でした。工期もあるので、弊社が遅れるわけにはいきません。他の現場からも応援にきてもらい、夜間工事をするなどし、何とか期間内に終了できました。みんなで協力することにより、チームワークも強固になったと自負します。
仕事も、急ぎながらも一つ一つ丁寧に作業しておりますので、仕上がりには大満足です。大変だった現場こそ、記憶に残るもの。天候に悩まされながらもとてもいい仕事ができたことに、感謝します。