こんにちは、徳寿園です。今回は、川口市内で長年営業されている歴史ある写真館様から、毎年恒例の剪定作業をご依頼いただきましたので、その施工の様子をご紹介します。

このお客様からのご依頼は、今回で3年連続。地域のランドマークとも言える老舗写真館様で、地元の皆さまにも親しまれている場所での作業です。今回は、過去の記事と重複しないよう、特にこの写真館様の歴史や地域とのつながり、そして作業中の工夫や気づきについて深掘りしてご紹介いたします。

◇これまでの記事

川口市で真夏の剪定~定期剪定のお客様施工例

川口市にて店舗周りの剪定作業

川口神社と写真館が育んできた、歴史的なつながり

こちらの写真館様は、昭和の時代からお宮参り・七五三・成人式などの節目に家族写真を撮る場所として、多くの地域住民に利用されてきました。

立地は、地域の守り神として厚く信仰されている川口神社のすぐ近く。参拝を終えたご家族が、思い出を「形」に残すためすぐに立ち寄れる場所として、長年親しまれてきた歴史があります。この写真館の植栽を整えることは、単なる美観の維持に留まらず、地域の大切な文化と家族の思い出を守る一助となっていると、私たちは考えています。

プロの剪定が意識する「美観」と「安心・安全」の両立

写真館の建物は美しくリニューアルされていますが、1年を通じて自然の生長は早く、特に夏場は樹木の枝葉が勢いを増すため、定期的な剪定が欠かせません。

施工前の主な課題点としては、敷地入口のシンボルツリーであるサルスベリの枝が歩道にはみ出し、生垣(ベニカナメモチなど)も一部が電線や標識に干渉しそうな高さになっていました。また、裏手ではエアコン室外機周辺まで雑草が伸び、害虫の温床になりかねない状況でした。

これらの課題に対し、私たちは以下の点に配慮しながら作業を実施しました。

  • 美観の確保: 写真館の「見た目」を大切にする業種であることを意識し、整然とした美しい剪定ラインを確保。
  • 安全への配慮: 通行人や来館者が多い時間帯を避け、電線や建物外壁など障害物に接触しないよう慎重に枝を落とす。

剪定後の変化とお客様の反応|「入口が明るくなったね」

剪定後、サルスベリは枝がすっきり整い、白い花がより映えるようになりました。生垣も高さと奥行きを揃え、まるでグリーンの壁のような美しさに仕上がっています。裏手の雑草もすべて刈り取り、管理しやすい環境を取り戻しました。

お客様からは、

「今回も完璧な仕上がりでした。写真を撮りに来るお客様から『入口が明るくなったね』と言われました」

「川口神社にお参りした後、写真館に入るときに、整った緑が迎えてくれるのが本当にいいんです」

という嬉しいお言葉をいただきました。

写真館のような商業施設において、剪定は単なる美しさの維持に留まらず、落葉・落枝による通行人への危険を防いだり、害虫の発生源を減らしたりする**「安心・安全」の役割も果たします。整った緑は、来店意欲や信頼感に直結する「印象管理」に極めて重要な役割を果たしているのです。

まとめ|歴史ある施設だからこそ、プロの剪定で価値を守る

川口市には、鋳物の歴史が残る「キューポラのある街」という顔と、川口神社のような地域に根差した文化資産が共存しています。

その中心で、50年以上にわたり家族の“節目”を見守ってきた写真館。私たちは、その場所の価値を緑の力で支える剪定作業をこれからも大切に続けていきます。今後も年に一度のこの作業を通じて、「また来年もよろしく」と言っていただけるよう、誠実に対応してまいります。

川口市・戸田市・蕨市・さいたま市周辺での剪定・植栽管理は徳寿園にお任せください!店舗・施設・マンションの定期管理にも対応しております。

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