サザンカ、ツバキ、ハナミズキ、アジサイなどの植栽及び芝張り工事の続きです。
これらを1週間で仕上げなければならないという、なかなか厳しい状況ではありましたが、きちんと仕上げました。
今回は新規建物のお庭造りでした。新規物件は、設計士さんが作った設計書通りに植木を植えていきます。適当に植えているわけでは、ないのですよ(笑)
これは、簡単そうでなかなか難しい作業なんですね。設計士さんとお客さまが大切に作りあげたイメージを崩さないように、寸分狂いなく、ていねいに植えていきます。
成長した時を想像しながら、イメージをふくらませ、一つずつ、ていねいに。女木は1本が何トンにも及ぶものあります。ひとりずつ個々の技術はもちろんのこと、チーム力も必要とされます。
特に、このように納期がギリギリですと、チーム力がいいか否かで、如実に表れます。今回のようにきちんと仕上げられるのも、阿吽の呼吸のおかげ。日ごろから志を同じくし、鍛錬し、時にはぶつかりながらも真剣に仕事に向き合っているからではないかと思います。
鴻巣市倉庫まわり植栽工事施工例
このようにビシッとそろっていると、美しいですよね。下に敷いてあるシートは、木の根を傷めないように、雑草が生えないようになどの効果があります。植栽した手はとても気を使います。
土入れ・土台作り・土壌作り
なかなか見れない写真ですよね。周りの壁には、汚れや傷がつかないよう養生をします。こういう作業も、大切な作業工程のひとつなんですね。
土壌作りはとても重要。農家の場合、土が悪ければ、おいしい食物は育ちません。樹木も同様、土が悪ければ、すべてがうまくいきません。
家も人間も、土台が重要ですよね。細心の注意をはらって、土入れをしていきます。
100本以上の樹木の搬入方法
今回は、100本を超える植木の数でした。よくお客さまに
「どうやって、どうやって運ぶの...?」と質問を受けますが、こういう場合、植木の仕入れ業者さんから、現場に直接日程を決めて、送ってもらう場合がほとんどです。
今回も2/3は現場搬送、1/3は弊社から直接持っていくという感じでした。
まとめ
植木は生き物。同じ種類の樹でも、全部違う、ルーチンワークは一つもありません。芝張り、植樹共にすべて手作業で植えていきますので、やりがいもあり、仕上がったときの達成感は本当に何物にも代えられません。
引き続き、いい仕事ができますよう、邁進してまいります。