今回は、練馬区で施工した新築施設の植栽工事をご紹介します。
練馬区の新築施設の植栽工事
練馬区の新築施設の植栽工事流れ
今回は、屋上緑化のように人力で土を運ぶ工程がなく、すべて1Fでしたので、助かりました。それでも、夏の暑いこの季節は、体力勝負の仕事です。
新築施設の植栽工事施工例
メインの工事は、エントランスから建物沿いに広がる両サイドの植え込みです。
左側は、ハナミズキを植えました。ハナミズキは、桜が終わったころに花が咲き、秋は葉が紅葉して、キレイです。
右側は、イロハモミジ。イロハモミジは夏から秋にかけて、緑から赤へのグラデーションがとてもステキな木です。
今回は、目隠し用の植栽がポイントでした。
住宅側の目隠しは、常緑ヤマボウシ、シラカシ、ムクゲ、サルスベリを。
高速道路側の目隠しは、トキワマンサク、ヒラドツツジを植栽しました。
低木は、オオムラサキツツジを116本植えました。こちらは、4月から5月が見ごろで、美しく咲いてくれると思います。
駐車場や駐輪場の目隠しとしては、サツキ、レッドロビンを植えました。
サツキは、ツツジと良く間違えられますが、4月ごろから先に咲くのがツツジ。大きめの花と葉で、一つ一つ花が咲いて、散ってから次の花が咲きます。
一方サツキは、ツツジが終わる5月ごろから咲き始めます。小さめの花と葉で、ツヤツヤしているのが特徴です。
さらに、ビビッと赤い葉が目を引くレッドロビンを植えました。マンションをはじめ垣根として多く見かけると思います。
レッドロビンは、太陽が当たる部分が赤くなるわけではなく、新芽が赤いんですね。剪定(せんてい)といった刈りこみをすることで、一年中真っ赤な新芽がでるという魅力的な樹木です。
反対に、放置してしまうと葉が伸び放題でみすぼらしくなるので、定期的な剪定が必要です。とはいえ、病気には強い方ですので比較的手入れが簡単な樹木と言えるでしょう。
今回は、高速道側は殺風景でしたので、彩を加えました。
その他、オリーブ、キンモクセイ、イヌマキ、アオキ、カンツバキ、ヤマブキ、アジサイ、などを植栽しました。
合計280本、しっかり心を込めました。完成は、満足いくものになりました。
練馬区の新築施設の植栽工事まとめ
今回は、東京都練馬区の新築施設現場にて、目隠しをポイントにした植栽工事を行いました。
一戸建てなどでは最近、目隠しがかえって防犯に良くないとして、樹木を少なくするケースも増えています。
反対に今回のように住宅街で交通量の多い道路沿いでは、外部から見えずらく、それでいて、施設内からは緑が映えるように工夫しました。
弊社では、数年後を見越した樹木選びから一緒に相談に乗らせていただきます。戸建て1本から、お気軽にご相談ください。
植えたら終わりではなく、定期的な剪定も承っております。
こちらの施設も、春の時期に来るのが、楽しみです。