今回は、戸田市の河川で施工した除草作業の様子をご紹介します。

戸田市さくら川の除草作業

弊社のご依頼の中でも、除草作業はかなりの施工数を誇りますが、「河川」の草刈りは、たいへん珍しいです。

というのも、「土手」はあったりするのですが、「川の中」って、結構ないのですよね~。

今回は、全長500メートルほどの距離を除草しました。

日程は8月の潮の満ち引きを確認し、引いているときに集中して施工しました。4日間で、延べ17人の作業でした。

川の除草作業内容

川の除草工事は、春・夏・秋と定期的に行います。今回は、その夏バージョンです。台風が多く発生する季節の前に行います。

この時期の作業目的は、台風による川の氾濫対策です。

なぜ、草むしりが氾濫の対策になるか、気になる方もいらっしゃるかもしれません。

お分かりの方は、その通り。台風の発生で豪雨に見舞われると、川の水が増水します。その際、草が茂っているとそこに水が詰まって氾濫してしまうことがあります。除草工事は、それを防止するためなんですね。

そのワリと重要な責務を担っている除草工事ですが、もちろん川の中へ実際に入って行います。


釣り人が来ている、ウェーダーと呼ばれる長靴から胸まであるつなぎを着て川の中へ入ります。ライフジャケットも忘れずに。

川の中は、足元が悪く草が生い茂っていて、深さもわからないので、かなり危険です。実際に入ると足を取られてヒヤリとした場面もありました。

機械が水につからないように注意しながら、チームワークで作業します。

除草工事が終わると今度は、草を川岸からトラックへ運ぶのですが、水に濡れた草は大変重い。これもまた重労働でした。

平地の除草工事よりも、時間と手間がかかりました。


まとめ


今回は、戸田市さくら川の除草作業施工例についてご紹介しました。

炎天下の酷暑の中、川の水の照り返しもあって、スタッフみんな、かなり日に焼けてしまいましたが、おかげさまで、作業はきちんとできたと思います。

割れ窓理論で、雑草がたくさんあるとゴミのポイ捨てが多くなって、川の水も汚れます。

このように定期的に除草することで、ポイ捨て減少に役立つ効果が期待できます。魚に取っても、良い環境ですよね!

次回は、秋。冬はほとんど生えてこないので、その次は、春になります。

最近では、異常気象と呼ばれていますが台風の被害が大きいですよね。一見、地味に見えるような除草工事ですが、自然災害の時には役に立っているんですね。

近くを通過の際は、ぜひチェックしてみてください~!