みなさま、こんにちは。庭と向き合い80年、埼玉県川口市の植木屋「徳寿園(とくじゅえん)」です。

いや~、今年は暑いですね! 植木屋としては本当に困ったもんです。

サクラの開花も10日くらい早かったですし、アジサイも5月なのに満開で。

開花が早いと、それに合わせて工期を早くする必要がありますし、水やりのタイミングも変わってくるので、植木屋としてはスケジューリングが難しくなります。

今年はほんとに花の開花が早くていろいろ困ったもんなんです。

さて、前置きが長くなりましたが今回は、埼玉県の新築物流倉庫で施工した植栽工事をご紹介します。

倉庫の植栽工事


今回の施工例は、新築倉庫の植栽工事です。ゴールデンウィークが終わってからの工事予定でしたが、いろいろ早まったことで、ゴールデンウィーク中から入らなくていけなくなりました。

新築現場における植栽工事は、何度か説明させていただいておりますが、通常は最後の工事として入ることがほとんどです。

そのため、入りの工期が遅れることはしょっちゅうなのですが、早まることは、あまり多くはありません。

しかし今回は、早めてほしいとのご依頼で、急遽ゴールデンウィーク中に作業を開始しました。

浦和インターチェンジから埼玉北部まで東北自動車道を使うのですが、帰省ラッシュにつかまらないように、会社を早朝5時出発していました。朝が早いのは得意といいながらも、毎日ここまで早いのは、大変でした。

工期は、4/17~5/25。人工は、73人(1日4~5人)。植栽基盤整備の施工後、植栽しました。

植栽内容

・シラカシ44本
・ネズミモチ233本
・マサキ311本
・イヌツゲ8508本

今回は、イヌツゲ祭りでした。大量に植えましたね。

イヌツゲは、あまり聞きなれないかもしれませんが、日本の伝統的な植物で、春になると美しい花を咲かせます。イヌツゲの花は、小さな白や淡いピンク色の花びらです。生垣などでもよく使われていますので、見れば「ああ」という感じでしょう。

イヌツゲは比較的丈夫で、耐寒性があることから、日本庭園や公園、街路樹などでよく利用されています。

また、ネズミモチも生垣になりますが、中くらいの木で、高さは約10メートルほどに成長します。葉の形が特徴的でやや大きく暗い緑色で、細長い楕円形をしています。

シラカシをシンボルツリーとして植栽しました。

すべて植栽が終わると、圧巻でした。

以上今回は、埼玉県の新築物流倉庫の植栽工事についてご紹介しました。

早くて暑い現場で大変でしたが、お客様に喜んでいただけるとその大変さも吹き飛びます。弊社では、樹木1本からお受けしております。どうぞ、お気軽にお問い合わせください。