みなさま、こんにちは!今回は、品川区にあるタワーマンションの定期メンテナンスについて前編に続いて後編です。

生垣(いけがき)刈込・時期・メンテナンス

■生垣とは?
生垣とは、植えた樹木によってつくられた垣根です。建物の目隠し、敷地の堺などで、壁の役割をしています。

■ベニカナメモチ(レッドロビン)は必要に応じで刈り込み
街でよく見かける、鮮やかな赤が目立つこの樹木は、ベニカナメモチ(レッドロビン)といいます。刈り込みをすることで、再度、熱烈な赤が復活します。刈り込みの直後のレッドロビンは壮観。熟練技をお楽しみくださいませ。

刈り込み時期は、6月末~7月末。

中高木の剪定作業

■中高木(ちゅうこうぼく)とは?

川口市 緑化面積算定基準より

樹木の大きさの基準
高木とは:植栽時の樹高が2m以上で成木時3.5m以上
中木とは:植栽時の樹高が1m以上で成木時2.0m以上
低木とは:高木・中木以外の樹木で、植栽時0.3m以上

■剪定(せんてい)とは?
樹木の枝や葉を、切ったり、落としたり、刈り込んだり、整えたりと、光や風を通し、見た目を美しくすための作業です。

また、剪定することにより、栄養が隅々まで行き渡り、病気や害虫を防ぐ効果があります。

剪定は、水やりと同じくらい重要な作業です。一気にやってきれいになる物ではありません。普段よりこまめなメンテナンスが必要です。

除草剤散布

除草剤は、近くの樹木に影響を及ぼさないようにすることが大切です。また、弊社の薬剤は、動物や小さなお子さま、体に弱い方がでも安全な薬剤ですので、安心してさまざまな場面で使用できます。コンクリトートの間から出る雑草など、機械が使えず、手取り除草でも難しい場所など、丁寧に散布していきます。

薬剤散布

最後に、大切な樹木を害虫や病気から守るための薬剤を散布します。濃度や量に気を付けて、丁寧に散布していきます。

剪定に伴う危険

剪定するにあたり、さまざまな危険が潜んでいます

・機械による事故
・人員ミスによる事故
・蜂や害虫などによる病気
・作業に伴う怪我
・通行人とのトラブル

特にタワーマンションのように現場が大きくなればなるほど
リスクも大きくなります。

わたしたちは常に安全への配慮を第一優先に
作業に取り組んでいます。

樹木のある生活で欠かせないこと

樹木は、植えたら終わりではなく、育てる楽しさがあります。それには、太陽や水はけなどを考慮した環境づくりからはじまり、土壌土台選び、剪定、肥料やり、水やりなど、子育てのように手間暇をかける必要があります。

樹木を植える際には、ぜひそのことを思い出してください。

まとめ

わたしたちの街は、「自然的環境の整備」として、緑地法により、緑化が義務付けられています。建築時に植えるだけ植えておいて、あとはそのまま放置という状況も少なくありません

傍若無人な樹木を目にすると、胸が苦しくなります。そうなる前に、なってからでも、樹木に関することでしたら、どのようなことでもご相談ください。

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